やじきたCと剣望くん

しばらく、間が開いてしまいましたw

そろそろというか、ようやく用心棒編又も文庫10巻目に移るところなのですが、9巻についてもう少し。

9巻で、剣望くんがキタさんに囮役の件で相談をしたとき、一乃介さんには言わないでくれって頼むところ。一乃介さんの生活をこれ以上犠牲にしたくないからというのはとても剣望くんらしいんですが、ふと、あー、でも、やじきたCには遠慮なく協力を頼めるんだーと思って、ちょっと新たな発見をした気分になりました。

やっぱ、箱根編で自然な協力関係を作ってただけあって、剣望くんにとってやじきたCはフィフティフィフティの立場で協働できる仲間なんだなーと。やじきたCと一緒に働いているときの剣望くんて、純粋に仕事に徹しているというか、ある意味一番自分のコンプレックスから解放されることができているんじゃないだろうか。

コンプレックスにがんじがらめにされた(笑)小鉄との関係も別の意味で好きですが、やじきたCと一緒にいるときの剣望くんが、一番理想的な状態の剣望くんのように思えるので、やっぱ、剣望くんとやじきたCとのコンビネーションっていいなと思います♪

ところで、剣望くんからの囮役の提案を却下したのは、剣望くんの身を(過保護気味にw)案じるやじさんの意向にキタさんが反対しなかっただけという気がする。

囮作戦に賛成しない理由を問い詰める剣望くんを、おねーさんっぽく宥めようとするやじさん(このシーン、剣望くんがやじさんを見上げてるのが、個人的にツボ(笑))に比べ、キタさんは明確に反対する様子がないんだよね。

多分、キタさんも防御一方じゃ埒が明かないと思っていて(というか、キタさんこそ「攻撃は最大の防御」が信条のタイプだよねw)、内心、囮作戦は悪い案じゃないと思ってたんじゃないかな~。だから、樹里杏が剣望くんを自宅(実はアジト)に連れて行こうとしたときも、後をつけるだけで止めたりしなかったんじゃないかな。

樹里杏に捕らえられてからの剣望くんの小芝居も含めて、続きは文庫10巻の感想で(笑)





13th hour garden

表のブログ“Nowhere Garden”には載せない記事のために新たに開設した裏のブログです。 サイト名はPhilippa Pearceの“Tom's Midnight garden”にちなんだもの。真夜中の13時に時を打つgrandfather clockからつけました。 表も裏もどちらのサイト名も、存在しない庭という意味では同じになります。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • blue moon

    2016.12.04 13:43

    @sikasikaさま、こんばんは。コメントありがとうございます♪ ブログは、記事数が100を軽く超えてしまったので・・・多分、記事の中でやじきたの感想が一番多いので、分けてみました。でも、記事によっては、分けにくいのもあるんですけどw >やじきたCと作戦会議などしてる時が好き 私も、箱根編とか、赤目編とかでやじきたCのフォローをしている剣望くんが大好きです! 用心棒編又でも、ちょっとだけそれっぽくなりかけたのに、すぐ剣望くんが逃げ出したので、幻と終わったやじきたC・剣望くんのコンビネーション・・・あ、でも、雨宮との対決以降、少しだけそれらしい展開になってるかw う~ん、2か月はやっぱり長いですけどw でも、もうすぐ続きが読めるのはすごく楽しみです♪
  • sika

    2016.12.04 13:04

    blue moonさん、こんばんは♪ 編ごとにカテゴリ分けされたんですね(*´▽`*) >やじきたCと一緒にいるときの剣望くんが、一番理想的な状態の剣望くんのように思えるので 口調も動きも自然体ですよね(^o^* 私もツンデレや従順(相手が誰とは言いません…)な狭霧くんよりは、やじきたCと作戦会議などしてる時が好きです(^^* 無印のやじさんは(キタさん以外)誰に対しても過保護に見えたりします(^^; ところで、あと12日でやじきたF②巻とP・Gの発売日ですね(^^* 時が経つのは凄く早いですね(**;2カ月の間とか気にならなくなってます(・・;