KS再考

例の思考実験を始めてみたんですけど、記事のタイトルを何にしようと悩んだ末に無難なところでイニシャルにしました。「小鉄&狭霧再考」じゃ、なんかね・・・w

最初、剣望くんが初登場する必殺編から読み直しと思ってたけど、なかなか読み返す暇もないので、つい最近再読したばかりのアラハバキ編から再考を始めることにしました。

アラハバキ編の小鉄&狭霧といえば、赤目編以来10年以上振りのツーショットがあったのですが、その後剣望くんが光徳に転校しちゃったせいもあり、以後二人のシーンはほぼゼロw こんな貧弱な情報源のどこを再考するんだ?という気もしないでもないですが、とりあえず最初のシーンから俎上に載っけます。

瀧矢さんのお使いで雪也に書類を渡しに上京したものの、あいにく雪也は留守で書類を貴子姫に託して人に会う予定があるからと帰りかける剣望くんに小鉄が駅まで送ろうと声をかけるシーン。ここでは、例の試験監査期間は終了したのかあるいはまだ継続中なのかということが今に至るまで明確ではないので、それぞれの場合を前提として2パターンで考えてみようと思います。

パターン1:試験監査期間は終了している場合

これだと小鉄の態度は元に戻ったというか自然な気もするけど・・・剣望くんが小鉄がすぐ保護者面をするという感じで相変わらず反発しているのも、この二人の基本的な関係を踏襲しているように思えるな~。

小鉄は世話を焼かれるより焼くのが好きなタイプだと思うので、剣望くんに対してもその面が出ているんだと思うけど、ただ、誰彼構わずじゃなくやっぱ特定の相手に対してだよね。雪也ややじさんはその対象だけど、キタさんや貴子姫は小鉄が世話を焼く相手ではない気がする。そもそも貴子姫は世話を焼くほうのタイプだし、キタさんは独立独歩だしw

ただ、同じ世話を焼くにしても、雪也ややじさんへの場合は、あくまで主に対する従者としての立場(やじさんは雪也にとって格上の相手だから小鉄にとっても格上の存在)だから、タメあるいは保護対象としての剣望くんとはやっぱり態度のニュアンスが違う。そこらへんが小鉄&狭霧の楽しさかも(笑)

しかし、試験監査期間が終了したとしても新たに気になることが・・・赤目編で雪也の件で最初小鉄から頼りにされなかったと剣望くんが思い込んだ誤解を小鉄は解こうとしたのかしら?もし小鉄が誤解を解いていない、あるいは解く気がなかったなら、二人の仲がこじれるのは剣望くん側だけに理由があるんじゃないわよね~ ここも追求すると楽しい部分かも(笑)

・・・パターン1だけでも、結構突っ込みどころがあったので、パターン2まで結局辿りつけませんでしたw 続きは後日。







13th hour garden

表のブログ“Nowhere Garden”には載せない記事のために新たに開設した裏のブログです。 サイト名はPhilippa Pearceの“Tom's Midnight garden”にちなんだもの。真夜中の13時に時を打つgrandfather clockからつけました。 表も裏もどちらのサイト名も、存在しない庭という意味では同じになります。

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