もう10年以上読んでいない(はみだしっ子です)


本日も引き続きはみだしっ子関連記事。(すっかりやじきたは開店休業状態です・・・^^;)

記事タイトルにしましたが、「はみだしっ子」はもう10年以上読み返していません。そんな訳で、記憶に頼ってこの文章を書いてますw

UPした小説2本は読んでお分かりのとおり、グレアムとアンジーがメイン・・・ま、シドニーとかフーちゃんとかエイダとかサーニンとかマックスを書くのもとても楽しかったのですけど、小説執筆の主たる動機はG&Aの関係を自分なりに文章化してみたいというのが原動力でした(笑)

時期としては雪山前後のあたりの設定にしたのですが、実際に小説を書く際に念頭にあったのはPART19まで全部を読んだ上での二人の関係でした。

原作で好きなG&Aのシーンはそれこそ枚挙にいとまがないほど多いのですけど(笑)、今回小説を入力しながら思い出したシーンの一つが、G&AのシーンではなくてPart19でグレアムがダナから「恋じゃなくても誰かに本気で惚れたこともないからガキだ」という趣旨のセリフを言われているところ(グレアムのファーストキスの前ですねw)でした。

このセリフってグレアムのことを言ってますが、アンジーのことも言っているように思えるんですよね。つまり、アンジーにとってグレアムは「(恋じゃないけど)本気で惚れてる」相手なんだろうなあと。三原先生がそれを意図してダナにこのセリフを言わせたのかどうかは分からないんですけど、私にはそう思えました。

アンジーが4人の中である意味一番大人びているのは、多分このせいなんだろうなと思います。ただ、グレアムがいつか本気で誰かに惚れることがあるのかどうかはよく分からない・・・仮に本気で恋愛をしたとしても、少なくとも、グレアムにとって恋愛はグレアム自身の本質を変えることのできるものではないような気がします・・・独断ですが^^;)

(その意味ではダナの「誰かに本気で惚れたこともないからガキ」っていうのはちょっと不当な非難なのでは?と思えてしまう・・・)

そんなグレアムにとってアンジーはどういう存在なのか・・・小説ではとりあえずああいう描き方になりましたが、正直言ってよく分からない。でも、グレアムはアンジーが自分を見ていることにはちゃんと気がついているんですよね。

小説をUPしながら、Part19の最後のほうでアンジーに辛く当たるグレアムの態度についても再び考えてみました。そして新たに思いついたこともありましたので、いつか何かの形にできたらいいなと最近思っています・・・





13th hour garden

表のブログ“Nowhere Garden”には載せない記事のために新たに開設した裏のブログです。 サイト名はPhilippa Pearceの“Tom's Midnight garden”にちなんだもの。真夜中の13時に時を打つgrandfather clockからつけました。 表も裏もどちらのサイト名も、存在しない庭という意味では同じになります。

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