キタさんと夏目さん
はい、今回はこれがテーマですw
箱根編、まだ文庫4巻までしか読み直してないんですけど、初読の印象と言えば、やっぱこの二人には触れときたいな~と思って。
箱根編でキタさんに夢中になってる女の子といえば、何といっても美鈴ちゃんがその筆頭ですが、美鈴ちゃんは最初からキタさんにぞっこんなので、なんでそんなにキタさんがもてる(しかも女子からばっかw)のかは、美鈴ちゃんとキタさんの場面からはよく分からない。
用心棒編でも、多少その(天性のたらしのw)片鱗はありましたが、それほど全面的に発現wしている話でもなかったし、箱根編が始まっても、基本ずっとお堅い女史演技・・・のうえ、松坂への色仕掛け作戦まであって、部屋や学校外でのキタさんが表での姿と全然違うことが分かっていても、なんかこう決定打(笑)に欠ける観がありました。
で、そうこうしているうちに・・・来たんですね、決定打が。やじさんと二人、「竜神高の番を仕切る!」宣言した後、心配のあまり足が震えて歩けない夏目さんに手を貸すキタさん。震えが止まらない夏目さんを気遣う言葉・・・これかーっ!!と思いました(笑) 即座にずどーんと夏目さんが恋に落ちるのもむべなるかな。
その後、夏目さんはしばらくキタさんを避けちゃうんですけど、やじさんに美鈴ちゃんとキタさんがどっかにしけこんでると言われて、突然、ボロボロ涙をこぼしちゃったり、すごく一途にキタさんに恋しているのがとっても可愛かった。それだけに、報われない恋なのがすごく切ない・・・
キタさんの天性のたらしの「これかーっ!!」て場面は、その後読んだ「必殺編」で一つの頂点(笑)を見ていることを知りましたが、箱根編のキタさんが途方もなくカッコよく思える理由の一つが、夏目さんのピュアな恋心にあることは間違いないです。
・・・でも、箱根編のキタさんのこれ!って場面を一つだけあげるなら、撃たれたキタさんの看病に駆けつけた美鈴ちゃんを冷たく袖にするシーンなので、やっぱ、美鈴ちゃんにはかなわないかも(笑)
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2016.06.27 04:07
2016.06.26 15:03